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ゆうさくですてぃーん

【佐伯泰英】居眠り磐音 江戸双紙 (1)陽炎ノ辻~(4)雪華ノ里

面白係数 300


(1)陽炎ノ辻から(4)雪華ノ里までを一気読みしたわけではない


日記のタイトル編集中のエンターキーで投稿されるシステムなんとかしてほしい
書き途中なのに誤投稿してしまったじゃないか


さて

読み始めたのは2年以上前なので

2年かけてこの最初の4巻を読んだというわけだが(どんだけ読むの遅いんだよw)

外出時のちょっとした空き時間に読むという読み方をしていたためこうして時間がかかってしまったわけだが

1~3巻は結構前に読み終わってたのだが感想を書いてなかった(怠慢)

4巻はつい数日前に読み終わったので

まぁここで一息ついて感想をと


つか1~3巻どころか、4巻の前半とかも含めて細かいとこまでは覚えてないわけだが
(4巻でさえ何か月かけて読んだのやら、古い作品だからネタバレ感想も大いに可能なのに覚えてないw)



一言で言えば、磐音という人物がありえなさすぎるくらい出来た人間ってところか・・・

まぁ不幸体質でもあるが・・・こんな人がこんな不幸で悲しすぎるよな

それとかなり人を斬ってきてよく人間が変わらないなぁとも思う

(まぁ現代で戦争に行った人が心を病むのは昔と価値観が違う現代人だからなのかもな・・・)



なんつーか磐音と歳が近いのもあって、俺何やってんだろなーと思ったりもした(まぁ磐音はフィクションだが)


4巻分の感想を書くのも面倒だし

個々のキャラについても思うところはあるのだが

感想書こうと思ったのに正直今更ながら面倒になってきた



まぁ簡単に書くと

磐音を読む前まではこの手の小説って面白いのか疑問に思ってたのだが

実際に読んでみるとまぁまぁ面白い。時間つぶしくらいには読める。

俺がよく読むラノべだと途中中断は続きが気になってしかたないが

この磐音はときどきちょこっと読んでくというスタイルで問題なく楽しめる


ただ読んでての難点といえば

読めない漢字が多い。ラノべだとほぼオール漢字が振り仮名付だが

大人を対象とした小説全般は振り仮名が無かったり初出だけだったり読みづらい・・・・

しかも手元に辞書のない外出先で読むもんだからよりいっそうつらい・・・

漢字以外にも日本や江戸の文化や風習や歴史や社会をよく知らないので多少の説明書きではちょっと分からん(時代小説というのは、やはり難しい)

説明書きといえば、磐音が関前から江戸までの奈緒を追う旅路に

観光名所なのかそれっぽい説明書きとかあったけどほとんどストーリーに関係ない感じだったしあれはちょっと興ざめした

作者がせっかく調べた知識を披露したかったのか、読者にイメージしやすいように書いたのか知らんけどな

あと戦闘シーンはやや単調かなあ・・・磐音が圧倒的強すぎるのは分かるし、痛快が売りだからそうであるほうがいいんだろうけど・・・もう少し苦戦してほしいかも・・・